自己表現ぶろぐ

会社では冴えない社会人が、ネット弁慶になるためのブログ。好きなものや興味のあるものの感想を、ちまちま書きます。

【野球】ギャップを武器にしたい貴方へ

ギャップがあるとその人は魅力的に思える、なんて言説が世の中には存在する。

なぜなら、人にはそれぞれの見え方・考え方があり、それを良い意味で裏切られるドラマ性に心を動かされたとき、ある種の感動を覚えるからだろう。結局は、百聞は一見にしかず、というものなのかもしれない。

 

さて、一方で人はいろいろなキャラクターや特性を持って、現代社会を生きている。

これらは日常的に他者へと見せている部分で、ある種でギャップへの伏線とも言えるだろう。ある時には評価の軸になり、ある時には武器に、そしてある時には悩みの種になる。しかし、これらをより魅力的にするのは、意外性という名のギャップなのではないかと思うのだ。

そこで私はある考えに思い至った。

その人のキャラクターを裏切るような投球フォームってすごいギャップじゃね…?と。

 

あっ、ちょっと!逃げないでください!!説明するので!!!

つまり、これから私が、「こんな人には、こういう投球フォームを身に着けるとギャップになるんじゃない?」と提案をし、今後のより良い社会生活へ役立ててもらうのだ。

 

あっ、ちょっと!逃げないでください!!これから本編入りますんで!!!!ね???

 

ということで、多くの方にスタート前から逃げられてしまったが、ギャップを生み出す投球フォームを提案していこうではないか。

 

背が高い人にはこんな投球フォーム

さて、最初は背が高い人にギャップが生まれそうな投球フォームである。

これには、ヒントとなった野球選手がいる。その人の名は、当ブログではもはやお馴染みの「ライアン・グリン」その人である。


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上記に貼り付けた動画で、野本選手(社会人卒のお手本のような万能性を持つ選手で好きだったなぁ)に被弾しているのがグリン投手その人である。

筆者と同じ11月1日に生まれたグリン投手は、190センチほどの背丈でありながら横手投げという、なんとも趣深い投手であった。

でも、これこそが「萌え」なのであるよワトソン君。たしかに、過去にいたファルケンボーグやサファテ投手のように上から角度のあるボールを投げるのも良いのだが、それではあまりにイメージ通りなのである。

だからこそ、うねるような球筋を放れる横手投げを身に着けてみませんか?

ちなみに私のオススメフォームは、元横浜の闘志の中継ぎ投手、木塚敦志選手のフォームである。


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見てほしい、このうなるような躍動感を。

これさえあれば、あなたも熱い気持ちでボールを放れるようになるはずだ!

 

スーツが普段着の、仕事にお疲れ気味の人にはこんな投球フォーム

身なりがかっちりしている、仕事の疲れで普段は運動にこぎつけられない方へはこのフォーム。


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この体のキレ!見た瞬間に引き込まれてしまう。

会社でもあまりこのような体の動きは見ないだろう。

トルネード気味に繰り出さえれるボールには、重さも個性も乗りまくりであること請け合いだ。

西武の中継ぎの屋台骨を支えた岩崎選手の投球フォームで、あなたも獅子奮迅の働きをしてみませんか?

 

文化系で、そもそも運動なんて興味ない人にはこんな投球フォーム


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ロッテ歴代随一の剛腕投手、村田兆治といえばマサカリ投法である。

あなたが運動嫌いであろうがなんであろうが、このフォームを繰り出されたら好きになっちゃうよそれは。

個人的には、眼鏡をかけていて読書が好きな、少し引っ込み思案で優しい子がこの投球フォームを繰り出した瞬間、握手を求めに走るだろう。

プロ引退後も高みを目指す村田選手にあやかって、自分のやりたいことを極めていきたくなる、そんなフォームである。

 

ちょっとヤンチャ・コワモテな人にはこんな投球フォーム

ヤンチャ・コワモテな人は、見た目で強そうだ、近寄りがたい、などの印象を与えがちである。そんな時に、見た目からギャップを与えるのは得策であると思うので、こんな投球フォームはどうだろう?


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世界で一番低いアンダースロー投手とも言われる、渡辺俊介選手のフォームだ。

緻密で繊細で静謐で、そこにいるだけで完成されている美しさを持つこのフォーム。

もしかしたら、ヤンチャなあなたの車高くらい低いかもしれないが、これで投げられれば美しさを醸し出せ、ついつい人が近寄ってくること間違いない。あとは、ピアノとか弾ければ良いんじゃない?(適当

 

さて、そんなこんなで各パターンのギャップある投球フォームの提案をしてきたのだが、いかがであっただろうか?

読者諸君も一度、自分にギャップを演出できる投球フォームに思いを馳せてみては?明日からの社会生活に役立てば幸いである。

【野球】私は変則左腕に生まれたかった

私は圧倒的に野球をプレーするのが下手である。

中学時代だけ、三年間野球部に所属していたがレギュラーではなく、専ら声出しなどをやっていた記憶がある。

それでも、程よい感じにみな仲が良かったので、のびのびと部活を続けられたのはありがたかったし、今でも野球は好きでいる。

 

そして、三年間の野球体験を思い返すと、「他人にない才能でアピールする」という部分の重要性に気が付かされる。

中学くらいの部活とはいえ、各個人が持っている能力にはバラつきがあったし、どう頑張っても補えない差を痛感する場面もあった(逆にごまかせる部分もあったけど)。

当時の私は、「とりあえず言われたことをやってる」くらいの取り組み方だったので、大きく何かが伸びた経験はなかった。おそらく、自分の武器がなにか(あるいは野球に向いているのかも)わからず過ごしていたのだろう。

野球から離れた今も正確な答えは出せないが、強いて言うなら私は変則左腕に生まれたかったと思う。

 

これは別に、左利きになりたかった、とか横手投げにあこがれて、とかではない。

つまりは、それくらい自分の光る個性を磨いて勝負したかった、という比喩なのだ。

世の中には、どれくらい変則左腕がいるのだろう。きっと、世の中の多くの人は左右の違いはあれど、その人たちが住む世界のなかで、本格派や技巧派を目指しているのかもしれない。

そういった世界では、時たま変則投手は「逃げ」の代名詞として扱われる場合がある。なぜなら、見た目が変わっていて目立つし、明らかに自分たちの進む道とは違う次元にいるように思える存在であるからだ。

しかし、変則投手は見た目が変わっているだけで、突き詰めれば本格派にも技巧派にもなれる。その投げ方を選んだのは、その人の人生がのりやすいフォームだったからに他ならない。そこには、「こうでなければならない」などは当てはまらないように思える。

 

プロ野球を見ていると、やはり毎年どのチームにも一定数、変則左腕の選手は在籍している。ひいきで言うと、古くは森福投手や嘉弥真投手、他チームだと堀投手や高梨投手、宮西投手などなど…。

彼らがどうして、そのフォームを以ってプロの世界で活躍しているのか、私にはそのすべてはわからない。

けれども、彼らに共通して言えるのは、彼らがそれを武器として見つけたから、という事実なのかもしれない。

 

何が武器となって、世界で活躍する、自分を表現し認め伸ばしていく、自己を実現できるかは神のみぞ知るところだ。野球を経験し、そして野球を見続けるなかで私が発見できたのは、自分をもっと見つめて、やりたいことを磨き上げなさいという、至極真っ当で当たり前な知見であった。

程よく他者に迎合しながらも、あなたはあなたらしくて良いのだ。

そんなあなただけが投げられる、変則左腕の投球を見つけよう。そこには新しい活路がある。

【生活】持続可能性社会を誤認しています

このところ、甲子園のセンバツが盛り上がっていたが、今日ついに優勝校が決まったようだ。

今日は全く見られなかったが、プロ野球といい、日常に野球がある時間はとても快いもである。

そして、かくいう私も甲子園に立つ古豪くらいには優勝(恋人)ができていない。

もうあれはいつの栄光だったのだろう。誰も覚えていないのである。

そもそも、予選に出られているのかすら、誰の目にも明らかなほどあやしい。

 

昨今、SDGsが提唱されて久しい。

次世代にタスキをつなぐため、各人ができる限りやっていきましょうという取り組みらしい。

ここで、明らかに奇声を発させていただくのだが、

ちょっと社会~?私の恋愛もSDGsに組み込んでけろ~????

 

だって、持続可能性社会なのでしょう?持続する可能性ということはつまり、

継続的にワンチャンある社会ってことっしょ??(知能指数2)

このままでは持続するものも持続しないのである。次世代に何も残らないのである。

いや、残るとすればそれは、深い悲しみの残滓がふっと薫って路地裏に消えた残り香なのだろう。私的に詩的になってしまったが、私の史的に彼女がいなくて久しいのだ。

 

先日も女の子と会ったのは良かったが、連絡頻度が合わずにフェードアウトされてしまった。その前は音信不通で、その前は知らぬ間にブロックされていたっけ。

このような三羽烏にはもううんざりなのである。マ~~ジでつらいのだ。もうこんな、SASUKEのクワッドステップスで落水するような恋愛事情(恋愛にすら発展していない)はこりごりで、早く恋のODAを施していただきたい。

 

そんな悲惨な体験をするたびに、せめて長文にして気持ちを晴らそうとしてしまう私は、今日も今日とて太字を連発し、何の薬にもならない文章を投下する。

もはや、悲惨こそガソリン。だが、そのような燃料に頼るのは良くないね。

なぜなら、ガソリンは環境に良くないからね。

そう、恋のSDGsとは、このような悲惨な体験におさらばするための気の持ちようだったのである。

 

というわけで、昨日はゆっくりお風呂に浸かって、スキンケアと歯磨きをし、たっぷりの塗るマスクを顔に染み込ませて寝るに至った。

翌日も悲しみが消え切ってはいなかったが、自分に優しくできた分、ちょっぴりオトナさ。

長い文章を書くのは苦手ではないのだが、きっかけがないとなかなか手を付けないたちで、今回はよいきっかけだったと割り切ろう。

そして、いつか自分なりの幸せを分け合える人に出会う日まで、一生懸命やっていこうと思ったのであった。やっていくぞ。

【生活】長文リハビリ投稿を遊び倒すPCで

お久しぶりです。

私が最後に文章を投稿してから、ずいぶんと日にちが立ってしまいました。

もはや、どういう文体だったかも覚えていないので、春の陽気のように柔らかく参ります。

 

さて、私が 短文 短歌にかまけている間に、世界は変わったようで変わっていません。

不穏な動きもあり動揺をする部分もありますが、私自身は元気にやっています。

そんななか、先日PCを買いなおしまして、久々に様々な作業環境が変わりそうなのです。というのも、前のPCはマイクを認識してくれなかったので、オンライン通話をスマホから行わざるを得ず、それがどうも導線的に良くなかった。

というわけで、詳しくはないけれど適当に大枚をはたき(お金におおらかなので…)、新たなPCを買うに至ったのです。

 

これから、自分の才覚と相談をしながらですが、いろいろな活動を今のPCと行っていきたいです。

またその一環になるかは未定ですが、ぼちぼちどうでも良い長文も仕込んでいきたいなと思い、今回の文章をだらだらと垂れ流しています。

太字のタイミングとかぶっちゃけ忘れたしな!!!!!

人間の老いには様々な観点がありますが、その一つに「どこを切り取って話題にするか」があると思っていて、それこそが感性や価値観の醸成なのだなぁと思うのです。

つまり、人間が老いるとおもろくなくなるわけですね。年をとっても面白い人は、老いていないからだと私は思います。

 

長文を書くのはある意味、人間のデトックスであり、アンチエイジングであり、自己研鑽であるのです。磨いていかねぇと老いちまうからな。

ですので、前置きがミリオンマイルしてしまいましたが、この文章を書いているのはそんな理由もあるのです。

お前ら!1000字行くぞ!!1000字!!!(MC)

 

今、730字くらいなので、もう少し書いて終わりにします。

では、近況をサラッと書きましょうかね。

 

最近、男性用化粧品に興味を持ち(また嗜好品に目が向いてしまった)、資生堂でいろいろと買い漁っています。

正直、周りから何のフィードバックもないので、どこがどう変わったかつかみ切れていない部分もあるのですが、自分では少し楽しくやっています。

結果はどうあれ、今年のテーマの一つに「自分に優しくする」があるので、自分に何かを施すというのは良いなぁと実感しています。

気持ち、顔の道路工事が進んだ気がするのですが(きみまろリスペクト)、こんな自分も悪くないなぁと。早いうちにのっかって、将来イケオジになれるようやっていこうと思います。

 

というわけで今日はここまで。歓談はまたの機会に。

【生活】10勝10敗投手の「自分らしさ」

最近、何か形容のしようのない矛盾感を覚えている。

例えば、お腹いっぱいのはずなのになぜか食べたりない。何かやりたいはずなのに何もやる気が起きない。寂しいはずなのに誰かと会いたいわけではない、などなど。

コロナで、休日の過ごし方が以前と同じとはいかなくなったのも関係しているのだろうが、この感覚はなんなのだろう。すごくふわっとしているが、この感じを強いて形容するのであれば、横浜時代の門倉健っぽいな、と思うのであった。

 

横浜時代の門倉健といえば、救援投手として投げたのち、配置転換で先発を経験している。シーズンオフのフロントの発言から「10勝するが10敗する投手」というイメージが定着してしまっている、少し不憫な選手でもあるのだ。

しかし、実際のところ彼の成績がどうだったのか気になって調べると、意外な事実を目の当たりにするのであった。

恐らく、フロントが上記のようなニュアンスの発言をしたのは2006年のシーズンオフでのことだろう。実際、その年を最後に彼は横浜を去っている。

2006年シーズンの彼の成績は、10勝9敗で1つの勝ち越し。先発は25登板で投球回数は約154回、一試合だいたい6回は投げている計算だ。10勝はしたが、10敗はしていないのである。

防御率は4.84と決して良い成績とは言えないが、通年で活躍しまぁ6回は投げてくれて10勝はしているのだから、そこそこよりちょっと期待外れくらいなのではないだろうか。(もちろん、投球リズムなどで印象が変わってきそうな成績ではあるが)

 

この成績を見て、「2桁勝って1つ勝ち越しているんだから良いじゃん」と思う方もいるのではないだろうか。事実、私はそう思ってしまった。

人生も似ているのかもしれない。シーズンの成績は波があっても、最終的には1つ勝ち越していれば上出来な気がしてくるではないか。

しかし、それでは今の私の矛盾の解決にはならない。そんな時、私は気づいたのであった。「門倉自身はどう思っていたのだろう」と。

 

彼自身が、「10勝しても10敗する」レッテルを貼られていながら活躍したのはなぜなんだろう。いや、そもそもそのレッテルって「彼らしさ」なのだろうか・・・・?

彼はNPBの後にKPO(韓国プロ野球)に渡って見事に復活を遂げ、彼の地でバリバリ先発として投げることができた。おそらく新天地での投球が、レッテルに惑わされない「彼らしさ」を十分に発揮できるきっかけだったのではないだろうか。そう思い至ったのである。

 

おそらく、今の私には「自分らしさ」の発揮が足りなかったのだと思う。

そこに勝敗は関係なく、「自分がやりたいことを実現して、自分自身を認めてあげることが必要なのだ」と、気がついた。

プロ野球に例えると、数多の選手が自分の武器を認め、磨き、しのぎを削っている舞台に立ち続けるには、まずは一プロ選手としての「自分らしさ」が確立されいることが肝要だということだ。どんなに成績が良くても、ここが弱いと連続して試合に出るのが嫌になるだろうし、逆にどんなに成績が悪くても「自分らしさ」を確立できていれば、先に進むべき道ややるべきことが見えてくるのである。

きっと、門倉も日本時代に色々と思うこと、気がついたことがあり、異国の地にて「自分らしさ」を見つけることができたのではないかと推測する。それは、彼にとって幸せや充実の時間だったであろう。

 

こうして久々にブログを書いているのも、ひとえに「自分らしさ」の発揮のためである。自分の好きなことを絡めたへんてこりんな文章こそ、なんだか私っぽくて心地よい。

私は人生で10勝もしてないし、たぶん10敗もしていない。それでも、連休が終われば構わず仕事に行くし、休日にはのんびりともアクティブにとも過ごすはずだ。

そんな平凡な人生の中に、少しの自分らしさの実現と、自分を認めてあげる気持ちとがあれば、1つの勝ち越しくらいはできるのかもしれない。

【生活】2019年ベストパーソンランキング

 

CDJでのナンバガの興奮冷めやらぬ31日。

晦日ということを忘れて、未だ夢の中にいるかのような、甘美な気怠さが心身を包んでいる。

もう今年も終わるのである。気怠いくらいが丁度良いではないか。

 

さて、そんな身体に鞭打って、執り行うのは毎年恒例のこの企画である。

hugallmyf0128.hatenablog.com

まっつさん、毎年お疲れ様です。おかげで、これをやらねば新年を迎えられない身体になってしまいました・・・・。

ちなみに、昨年のランキングはまさかのご本人バレするというとんでもないことが起こってしまったので、ちょっと今までと仕様を変えさせていただく。

twitter.com

↑(ご本人にバレて恐縮の境地に至る筆者)

 

・数字を付けるのやめました

〇今まで、恐れ多くもとぇきとう(適当の際たる気持ち)に順位を付けていたのだけれど、ご本人に知れ渡ると何とも言えない気持ちになるので、やめちゃう。

 

・「ベストパーソンランキング」に名前を変えました

Twitterは色々あるし、最近性別の枠をぶち破るのが流行っているみたいなので、タイトルを変えてみた。

 

と、まぁこんな感じの二点である。

思うところは各自色々とあるとは思うが、お付き合いくださると幸いである。

ではでは、早速今年の10人を発表しよう。ベストオブ最高の極致がここにある。

 

まる(あいあい♡パーティー

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売り出し中の若手芸人。めちゃめちゃにカワイイ。芸人とかそういうことをすっ飛ばして、一人の人間としてとっても素敵である。

 

そして、ここで真面目な話をするが、女芸人というくくりで見られることは時に芸の邪魔になることがある。

お笑いの評価基準は、ウケてるかどうか。この当たり前の概念は今の世の中にこそ必要なはずなのに、THE Wという企画が誕生し、なぜか性別が注目される機会があった。

それを打ち破ろうとしていたのはAマッソだったのだけれど、別の騒動で注目されて炎上してしまったのは、残念でならない。

つまり何が言いたいのかというと、あいあい♡パーティーはネタでちゃんと売れてほしい、ということである。

私の注目している界隈に彼女らがいないのでネタは生で見たことないが、いつかお目にかかる機会を楽しみにしつつ、それはそれとして可愛さが刺さったので挙げさせていただいた。「それはそれとして」の都合の良さ、いいですよね。

 

中村麗乃綾里真宵

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始めて彼女の真宵ちゃんを見たとき、「は?現実に真宵ちゃんいるじゃん。は?????」と、なってしまった。逆裁ファンは全員真宵ちゃんを好きなので(決定)、彼女のビジュアルを見て全員が驚愕・賞賛した(総意)

どうやらアイドルとして活動しているらしい中村さん。だが、私はアイドルに1ピコグラムの興味もないので、そんなことは至極些細な問題である。

大事なのは、現実に綾里真宵を、それこそ本作通り彼女が憑依させたという一点に尽きる。この発見は、生きていて良かったと思える瞬間と言っても過言ではなかったのだが、惜しむらくは舞台が終わってから知った部分か。

彼女だけでなく、他のキャストのクオリティも並々ならぬものなので、ファンは絶対、そして私も次の舞台を見に行くべきなのは間違いないのだ。

 

ひがしちか

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清澄白河で、傘を作られている店主。知ったきっかけはぶらり途中下車の旅

独創的な傘を沢山作られていて、旅人(確か舞の海)が困惑するのを、屈託のない笑顔で見ていたのがとっても印象的だった。

彼女はおそらく、その独創性の持つ癖を知っていて、とっくの昔に受け入れているのだろう。だからこそ、相手の困惑も分かるし、自分のやっていることが好きだし、誇りを持って仕事をしている。そんなことが笑顔から伝わってきたのが素敵だったために、選ばせていただいた。一緒に下北とかでお茶したいです。

 

侯超英

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どんなボールも拾い、長丁場を制する力を持った中国人卓球プレイヤー。

たまたまテレビで卓球がやっていたので見ていたらプレーをしていたのが彼だった。

素人目にも分かるくらい、柔軟に戦える選手である。なにせ、本当に丁寧にどんなボールでも拾っていくのである。そして、その姿はとっても新鮮であった。

卓球といえば、スマッシュがつーんのスポーツでは決してないことを彼は教えてくれた。来期も日本でプレーするのだろうか。活躍が期待される。

 

みさき(オドルポリタン)

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毎朝、TOKYOMXで7時59分になるとやってるインチキ天気予報。

そこで踊っている「つながーるず」のうち、一番長髪の彼女がみさきである。

詳細は分からなかったので謎多き彼女だが、一番タイプです。

ちなみに、振り付けは有名振付師・南流石氏。それを模した着ぐるみ、「ちびさすがさん」もダンスを踊るのだが、メンバーの中で一番デカいのは言わないお約束だ。

 

CV.田渕ひさ子

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CDJでの彼女のソロプレイに酔いしれて熱狂したのは言うまでもないのだが、それより前にこちらも印象的だった。

だって、こんな店員さんがいたらよくわかんなくても買っちゃうでしょう?絶対優しい眼をしているよ、この店員さんは。

田渕ひさ子の柔らかな声で、すぐさま普段のほわわんとした雰囲気が想起されるこの動画は、ファン全員に見てほしいものである。

 

田中芽衣

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栄光ゼミナールのCMに起用されている彼女。電車広告で死ぬほど見たが、何度見ても見飽きることのない完成度を感じる。

彼女はまさに「のびしろガール」であり、果ては糸井か雄平かといった大物ぶりである。こんな子がクラスにいたら、とんでもない騒動になることは言うまでもない。お化粧が濃いという意見も散見されるが、メイクさんに言え。

 

出口クリスタ

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柔道界の人気者であり、クールビューティーという言葉がこれほど似合う人を私は他に知らない。そして、絶対に私より強い。

確かカナダ代表として活躍している彼女だが、東京五輪の注目選手であることは間違いないであろう。国籍など関係なく実力者を称え応援する風潮が、彼女によって確立されるほど良いことは無いかもしれない。

日本から世界に旅立った柔道を盛り上げるのは、世界でそれに勤しむ一人一人なのである。それを彼女の強さが教えてくれるのだ。

 

ジュリスベル・グラシアル

 

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グラシアルといえば、2018年シーズン途中から福岡ソフトバンクホークスに加入したキューバ人野手である。

パワーはもちろんのこと、内角を巧みにさばくうまさも見せ、一応内外野を守れるユーティリティー性を持ち、筋骨は隆々、性格は真面目で、一塁までは常に全力疾走という好漢である。

そんな彼は今シーズン飛躍し、一時期は彼がいなければ非常に心もとなかった。

そんな彼はもちろん、好き好きポイント100億点なのだが、決定打となったのはヒーローインタビューでの「アリガトウ」の流暢さである。その格好良さに耳が痺れたのは言うまでもない。

来季も中軸として期待される彼は、いったいどんな雄姿を我々に見せてくれるのだろう。今から楽しみでしようがない。

 

もっと目からウロコ!プレミアムでの湯浅卓

「もっと目からウロコ!プレミアム」とは、TOKYOMXでやっている通販番組である。そこになぜだか起用されていたのが国際弁護士の湯浅卓氏であった。

出てくるネックレスに対し、「わぁ~キレー(棒」や「気品がある」など本心なんだかよくわからないセリフを飛ばしている姿にハマってしまった。

おまけに、値段を聞いて頭を振るなどの奇行を見せる仕上がりっぷり。ずっと見ていたいし、私もそういう仕事をしてギャラを貰いたい。愛されるべき知識人として、更なる活躍を祈っている。

 

以上である。

久々の長文だったのでキレの程に自信は無いが、やり切った感が十二分にある。2020コンニチワ。

今年も皆さんにはお世話になりました。来年も良いお年をお迎えください。ではでは。

 

 

 

 

【音楽】ARABAKI2019に行ってきました

稀代の10連休がやってくる。

別にいつも通りの休日ライフを過ごしても良いのだが、それではいささか時間が余りすぎる気がした私は、急かされるように情報収集を開始した。

 

いろいろなイベント情報が、まるで雪崩のように手元で荒れ狂う。

何が決め手になったのだろう、私はずっと前からあるアーティストを生で見たいと思っていたことに気が付いた。

決断は一瞬だった。友人に即連絡をし、快い返事をもらうとすぐさま旅行のチケットを模索する。連休ということもあり、新幹線とホテルとのセットになったプランはなかなか手ごろな値段で目の前に現れない。

しかし、世の中何とかなるものである。とある旅行サイトでおあつらえ向きなプランを見つけると、反射的に飛びついて予約を勝ち取った。

「行くぜ、ARABAKI」である。

 

当日は4時起きだった。もはや漁港である。

余り物のクルミパンで腹ごしらえをすると、颯爽と家を飛び出す。

手抜きの雨がぬるく顔を濡らすなかを走って始発の電車に乗り、段々と夜が明けていくのを車内から見ていた。

東京駅で友人と合流し、仙台までの2時間を喋りながら過ごす。これがまた丁度良い。

 

仙台に着いても雨はまだ降っていた。シャトルバス乗り場を探す。

ただ、ここで異変に気が付く。「シャトルバスのチケット買ってなくない・・・?」

そう、ARABAKIではシャトルバスに乗るためにもチケットが必要だったのだ。ローソンではチケット販売が終了しており、泣く泣くタクシーで行くことに。

「みちのく公園までお願いします」というざっくりした注文を投げて、車は走り出す。

車中も友人といろいろ話しながら過ごした。途中で渋滞に引っかかりつつもみちのく公園であろう場所の前に降り立つ。結局、そこから数十分会場まで歩いたのだが、なんとか我々は目的地にたどり着いた。友人は「これが最後のARABAKIだから楽しもうぜ!」と、開口一番に我々の不手際の影響を感じさせるライムをぶちまける。ともあれ祭典の始まりである。

 

最初は広い会場内を散策することから始めた。

どうやら、端から端まで30分は移動時間がかかるらしい。しかし、場所の広さゆえか色とりどりの露店が視界を賑わせる。

ジーマと生で乾杯をして、互いに初見だったLUCKYTAPESを見に行く。

彼らはコーラスにパーカッション、ホーン隊を従えた編成でノリの良い陽気でイカした音楽を届けてくれた。この日が晴天であれば言うことなしだっただろう。

期待を裏切らないアクトで、おそらくどのフェスでも重宝されるだろうなという安定感を披露してくれた。どの曲もお洒落感が漂ってきて、時間が経っても付き合っていける実力があるように思える。また会いましょう。

 

その後、チャラン・ポ・ランタン竹ピ竹原ピストル)を見に行くか問答があったが、Creepy Nutsを途中まで見てその後に女王蜂を見ることで落ち着いた。

Creepy Nutsはリハが長引かないため、本番前からガンガン飛ばして観客を掴んでいた。リハ中は移動していたために聴けなかったが、おそらく聖徳太子ラップを披露したものと思われる。(おそらくそんな盛り上がりだったので)

実力は両名折り紙付きで、フリースタイルダンジョンの盛り上がりと共に新たなヒップホップ文化を牽引している感が伝わってきた。楽曲もノリの良いものが多く、軽々プチョヘンザしてしまう。ここまでフェスに出るのも頷ける。あと、MC上手すぎる。

 

そして、良い雰囲気を持ったまま女王蜂へと移動する。友人の見立てではそこまで混んでないだろう、とのこと。

だが、会場は予想以上に混雑をしていた。良い意味で期待を裏切られる。

初めて見たのだが、演奏が格好良い。そして、それ以上にアヴちゃんが強烈だった。

野球で言う江夏、サッカーで言うマラドーナ、一人いるだけで全てを手中に収めてしまう存在感。生活感が全くないという非日常さも魅力の一つである。

楽曲だと「デスコ」が大変盛り上がっていた記憶があるが、前のお兄ちゃんがずーーーーーーーーっとノリノリだったのが微笑ましくも羨ましかった。ファンの鑑である。

 

さて、女王蜂の後はサンボマスターである。友人の知り合い全員が「ライブが良い」と言っているらしいので、期待が高まる。

始まってみると有名楽曲の応酬だった。それに応じるように、ボーカル山口さんの煽りがより会場の温度を上げていく。最初はツンツンしていた煽りが、徐々にデレていくのが最高で、不覚にもおじさんにキュンとしてしまった。恐るべし。

ライブ終盤には、自己肯定感の塊と化している自分に気が付いた。「あぁ、サンボのライブが良いって言う気持ちが身体で理解できた・・・・」としみじみしてしまう。

後から知ったことだが、当日は女優・のんちゃんも会場にいたらしく、最高すぎんだろうと二度震えたことは言うまでもない。

 

その後、唐揚げを食べながらZAZEN BOYSを遠くから聴き、その後の予定を考えた。

超絶技巧を駆使した楽曲と向井秀徳のシャウトが食欲を刺激する。

生「This is 向井秀徳」も聴けて、気分もぶち上げのままeastern youthに突撃する。

 

eastern youthも初見だったが、かなり格好良かった。それに、世代だったファンの方たちがノリノリで会場の雰囲気を作っていたのも良かった。

途中で寒さからトイレに立ってしまったのが惜しまれるが、武骨なロックが身に染みた。ボーカルの吉野さんのような格好良いおじさんがこの日は多すぎた。最高である。

 

お次はTHE BAWDIESを見た。「きっと好きだよ」と友人に勧められ見たのだが、もちろん好きでした。どこか懐かしくアップテンポな楽曲がモロハマり。ボーカルのイケメン具合など度外視で音楽を好きになってしまった。こういう出会いがあるからフェスはやめられない。

途中、「HOT DOG」の導入でマーマレード・ボーイの主題歌が流れたのだが、「ケンコバやん」と連呼しながら移動。お目当ての中村佳穂さんを見に行く。

 

ステージは簡潔だった。小さいといってよかっただろう。

それでも、お客さんがたくさん詰めかけていた。ひいき目有り無し関わらず明らかにキャパを超えていた。

ご本人が登場する。すると、即興で「前の方に空いてるよ」と歌いだす。最高である。ああ、この人を見に来て良かったと感じた。まだ何にも持ち歌を歌っていないのに、この人にはそんなこと関係ないんだな、と直感を覚える。

そこからは、もうずっと最高だった。語彙など関係ない。音楽が人々を包んで、彼女のピアノが歌いだし、歌声が温かいスープになって東北の夜に集まった人々の胸に染みていく。こんな素敵な空間を評論するくらいに野暮なことはないくらいだった。

出番は本当にあっという間。短いとは思ったが、充実感がそれを補って余りあった。

 

最高の締めを終えて、私たちはホテルへの帰路へとついた。

その後、いろいろと酒を飲み飲み話し合ったり、翌日に野球観戦をしたりと充実した時間を過ごすことができたと思う。久々のフェス、久々の東北は良い思い出で幕を閉じた。

 

その後、別の中村佳穂さんが出るフェスのチケットを買った。

平成もそうだったが、令和も最高な時代になることを確信させる。

そして私は今日、ラブサマちゃんのライブに行って平成を終えてくる。

音楽づくしの元号変遷に、幸せをかみしめながら行こう。皆々様も良い令和を。