【音楽・漫画】ソーダのおとも。
4月なのに暑い。まだどうにかなる程度だけれど、温暖化が深刻であると身に染みて感じさせられている気分になる。
のんびりしていたら桜はとっくに散っていて、納得できないまま夏にやり込められてしまいそう。
それでも、私は5月くらいの空気が好きだ。
薫風とは上手く言ったもので、風が運んでくる爽やかな風に夏の訪れを気付かされる瞬間がたまらなく好き。爽やかさを強く印象付ける緑が映える時期でもあるし。
そんなこんなで、まだ4月だけれど完全に5月気分の私は、ソーダを愛飲して夏を先取りしている。
しゅわしゅわの爽快さは年中快いけれど、やはり暑い時期に飲むのがぴったり。
初夏が本気出してきている昨今、皆様もソーダを召しあがる機会に恵まれると思うので、今回はソーダを飲んでいるときに見聞きしたい曲や漫画を挙げて、好き勝手言いたいこと言います。(ぶっちゃけ、「夏っぽい何か」ってことです)。
「透明ガール/Nona Reeves」
まさに夏ー!って感じの一曲。透明感際立つ雰囲気全開で、思わずソーダを頭から被りたくなる。(炭酸)水垢離。
キーンと冷やしたソーダをクーラーボックスに入れて、ちょっとお出かけしたくなる曲でもあると思う。夏の日差しのまぶしさを追いかけたくなる良曲です。
「夏の理由/GONTITI」
Gontiti - 夏の理由
安定のGONTITIのなかでも、ウキウキな夏ソングの一つがこれ。なんというか、パッソアをソーダで割って、テラスで語り合いたくなりますね。そんなオシャレ体験ないけど。
ただ、家でちょっと南国体験したいとき、お供はこの曲が良いのかも。もはやソーダ関係ないけど。
「スマトラ警備隊/相対性理論」
相対性理論 - スマトラ警備隊 (High Quality)
冒頭の「ダダダダ」こそ、強炭酸でぶん殴ってくるウィルキンソンのイメージ。同アルバムの別曲でコントレックス箱買いしてるくらいだから、この曲をソーダに合わせるのだってアリなはずだ。軽快に、かつ頭を空っぽにしてソーダを飲むときにぴったり。
「あじさい/サニーデイサービス」
なんともハイカラな雰囲気漂う一曲。「さいだあ」って歌詞にはあるけれど、昔ながらの「ソーダ水」を飲みながら聴きたい。メロディーの端々にもの悲しさを感じられる点が、炭酸に溶け込んだレモンのほろ苦さを想起させて良い感じ。
「黄昏のサマー・ホリデイ/桑田佳祐」
うだるような暑さ、へばりつくような蒸し暑さ、残暑、それらを感じなんとも喉が乾いてくる一曲。夏の夕暮れを非常にうまく表現しているように感じる。流石は夏の申し子桑田佳祐って感じ。そりゃ初音ミクもカバーしてしまうわけで。
私にとっては、こっちの方がよっぽど「夏の終わりのハーモニー」って気がするのです。ねっとりとした暑さを、ついついソーダを流し込んで忘れたくなるような名作だと思う。
「りとうのうみ/たかみち」
沖縄の青が満載の、フルカラー漫画。一面彩り豊かで、ページを開くごとにとても楽しい。これさえあれば、年中沖縄の夏を感じることができるという、こち亀のバカンス回的な傑作。
バカンス回というのは冗談だけれど(太字だしな)、本当に素敵な一冊だと思っていて、オススメ漫画を聞かれれば必ず薦めていると思う。
できれば、三ツ矢サイダーを相棒に読み進められれば心強い。
「8月のソーダ水/コマツシンヤ」
こちらもフルカラーの、微炭酸のような優しい爽快感を感じられる一冊。今回の記事に、「ついに守護神が出てきたか」と錯覚するかのような完璧なタイトルと完璧な内容を併せ持つ快作。
さっぱりとした気分になりたいとき、ソーダ飲みつつ一緒に読んで間違いなし。
と、色々挙げましたが、ソーダ飲みたくなったらこちらもどうぞ。
三ツ矢サイダーのブランドイメージを爆上げすること必至の一冊です。素敵な炭酸ライフを。