自己表現ぶろぐ

会社では冴えない社会人が、ネット弁慶になるためのブログ。好きなものや興味のあるものの感想を、ちまちま書きます。

【生活】あなたは十分よくやっている

「あなたはよくやっているよ」

「いつもありがとうね」

 

このような言葉をかけてくれる人が、あなたの周りにはいるだろうか。

もちろん、いるに越したことは無いのだが、いなくても大丈夫である。

というのも、このような自分を肯定する言葉というものは、自分で暗示のようにかけることでも効果があるという。

つまり、自分自身を味方につけることで、自己肯定感というものは低くなりすぎることはない、ということなのかもしれない。

 

さて、そんなアプローチもあるのだが、自己肯定感に関して実は私、最近凄いことに気が付いてしまったのだ。

それは、「私とNPBの1軍成績で、全く同じ勝ち星のプロ野球選手がいる」という事実である。それもピッチャーで、だ。

 

そんなことってあるのだろうか?

 

私も最初は疑問に思った。だって、相手はプロ野球なのだから。

しかも、これは2軍で芽が出なかった1軍未出場の選手の話をしているのではない。

れっきとした1軍出場経験のある選手の話なのだ。これは凄いことである。

 

まずは私のNPB成績から発表しよう。

負け数は0で、勝ち星は0である。

注目の登板数も0。

ついでに言うと、プロ野球の経験は1秒もない。プロ野球選手になろうと思ったこともない。ファンだから。

 

意外に、このような成績の方は多いのではないだろうか。

けれども大丈夫。これと同じ勝ち星のプロ野球選手は現に存在している。

例えば、元広島東洋カープのデビッド・ランドクィスト投手はそうだ。

メジャーリーグ経験があるようだが、NPBに関して言うと勝ち星はゼロ。

現役時代のストレートの球速は150キロを超えていたようだが、それでも私たちとおんなじなのである。変化球もいくつか投げられたようである。それでも、多くの私たちと同じところに彼はいる。こんな愛さずにいられない選手がいるだろうか?(いや、いない)

 

また、元ダイエーホークスのヘクター・メルカド投手にも注目したい。

彼は凄い。メジャーリーグではなんと勝ち星を挙げており、複数年リリーフとして活躍した実績がある選手だ。もちろん、NPBでの勝ち星は0である。

そんな彼は、私たちに勝ち星以上のメッセージを与えてくれている。

それは、「私たちはみな平等(0)であると同時に、無限の可能性を秘めている」といったところであろうか。

というのも、彼のNPBでの防御率というと、なんと無限大。

そう、無限大なのだ。無限大って実在するのである。関ジャニ∞とか、ヨシモト∞ホールとかでしか見ない文字列は、彼によって確かに体現されていたのだ。

 

プロ野球選手を2人を挙げただけなのに、なぜだか元気をもらっている自分がいる。肯定感を覚えている自分がいる。「いても良いんだ」と安心している自分がいる・・・・。

これは決してダメ助っ人外国人を列挙して笑い飛ばすという下世話な記事ではない。

というのも、彼らは一生懸命やった結果、残念ながら成績を残せなかったまでで、チームへ故意に損害を与えたわけではない。そして、人間誰しも、そういう瞬間や時期というのは訪れるものであるからだ。

どんなに強みがある人であっても、環境次第、あるいはいろいろな要因次第で成績を残せなかったり、上手くいかないもの。

しかし、それでも生きていくのである。未来が広がっているのである。それを、彼らの数字が教えてくれるのだ。

 

もし今、仕事や何かで上手くいかずに落ち込んでいる人がいたとしても、どうか前を向いてほしい。

150キロを投げられる投手でも、活躍できるかはわからないのが世の中なのである。

活躍の場面は一つではなく、あらゆる分野で挑戦をした結果、150キロよりも凄い武器に出会えることがあるかもしれない。

だから、あなたは十分によくやっているのだ。打ち込む姿勢がひたむきであれば、あなたは悪くない。

そう、明日からもカンバーランtいや、頑張らんといけないね。

べつに頑張らなくても大丈夫。そんな気持ちで行きましょう。

 

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