【生活】ミネラルウォーター備忘録
最近、図書館でグッとくる一冊を借りた。
その名も、「ミネラルウォーターガイドブック」である。
言うなれば、ミネラルウォーターの選手名鑑。世界中のミネラルウォーターを硬度別に並べており、簡潔な説明文と美麗なカラー写真とでそれぞれ紹介している。
それまで、私は水にそこまで興味があるわけではなく、水素水ブームの時ですら食指を一ミリも動かさなかった鈍感者である。けれども、このガイドブックにおける豊富な情報量には驚かされ、実際の水を買って飲んでみたいと思うようになった。
図書館で借りた本なので返さねばならないが、その前に気になった種類をここに挙げておこうと思う。「書店で買えよ」と言われるかもしれないが、買っても見ずに流してしまう可能性があるため、この場で推薦させてもらおう。
樵のわけ前
何とも名前が洒落ている。
酒を造る際のアルコールの蒸発を「天使の取り分」と称するかのような、いかにも自然と共に生きる木こりらしい分け前である。
水源の水質、周辺環境を含めて、そこにいる者たちが共存を兼ねて守り通しているかのような、そんな優しい気持ちにもさせられる。
ヴォス
VOSS(ヴォス) still water ナチュラルウォーター (無発泡) 375ml×24本 [その他]
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北欧はノルウェーから、肥沃な大地が育んだミネラルウォーターである。
そのスタイリッシュな外見はインパクト絶大で、無殺菌という欧州ならではの厳しい水質管理が光るお水となっている。
夏にこれをキンキンに冷やして口にすれば、一気に北欧周遊気分であろうか。
ディーサイド
スコットランドはハイランド地方のお水。
ハイランドといえば、世界的にウイスキーで有名な土地であり、ディーサイドもウイスキーのチェイサーとして有用であるという。
もちろん、基本的にバーではミネラルウォーターで出てくるが、少しこだわりたい時には、このミネラルウォーターもアリかもしれない。
ゴッチアブルー
イタリア出身のミネラルウォーター。
なんといっても青いボトルが革新的で格好良い。
同じようなボトルのお水だと、「マニーヴァ」なんてのも洒落ている。できれば、インテリアとして置きたいような素敵ボトルである。
以上で備忘完了。
これからさらに暑くなる境目の八十八夜を迎え、水分補給の重要性も高まってくる。
そんな時、こじゃれた水分補給で気分をアゲるのも良いかもしれない。