【生活】新しフィールドと素敵メガネ
学生を卒業してからというもの、世界は大いに広がった。
それは、所持する金額であったり、交流関係の広がりであったりとが、学生時代のスケールよりも大きくなっているからだ。
けれども、感動の度合いというものは、年々縮小傾向にあるかもしれない。何とも寂しいことであるが、「新しい」ということに関してどこかで冷静でいるという、ちっぽけな大人のプライドが邪魔しているのだろう。
大人になればなるほど、新しさって視野を狭めていくような気がする。
それは、意識をしていなければじわじわと閉ざされていき、気が付けば知識と常識とで満たされ、既視感だけが日常を埋め尽くしてしまうかもしれない・・・・。
なあんて、若造はぼんやりと考えていたりするのである。相も変わらずの猛暑の中で。
さてさて、そんななかで今回は新しい何かに基づいた小話をいくつか用意した。
「ふーん」と「へぇ」が入り混じる、そんな新しさにまつわるお話をどうか。
Ω
最近、当ブログでも投稿し始めているが、日常的に短歌を詠むようになった。
レベルに関しては下手の横好きレベル、熱意に関してはうやむや街道まっしぐら、それでも無性に楽しくて続いている。
そんなこんなで少しづつ積みあがっていき、短歌の数も100を超えた。
それだけあれば、1つくらいは好きな短歌が生まれるわけで、今度歌会に参加させてもらって披露してこようと思う。
歌会なんて初めての経験で、烏帽子でも買うたろうかと思うくらいにイメージが湧かないが、きっと楽しいことは間違いないだろう。
再度、この件については記事にするかもしれないが、とっておきの一首を磨きつつ、その日を待つばかりである。
ΩΩ
先日、新しく眼鏡を購入した。
ブランドは、オリバー・ピープルズ。聞く話によると、普段の松重豊が着用しているブランドということらしい。
ただ、店員さんに話しかけて「このモデルが欲しい」と言ったところ、「何か見ていらしたんですか?」という返答が。
とっさに、「松重豊と同じやつらしいんです!」と言おうと思ったが、松重豊って実力も知名度も全国区なはずなのに、なぜか伝わらなさそうな中村晃的な雰囲気があるので、「ま~~~~~~ッッ、そうですねぇ~」と述べるに留まった。
試着したところ、メガネびいきみたいな感じに。
それはともかく、今後おしゃれメガネをかけて歩くのが、ちょっぴり楽しみになりそうな予感である。
ΩΩΩ
上述の話題に続くのだが、最近インスタグラムを開始した。
友人の勧めで始め、知り合いはフォローせずに短歌だけを手書きしてのっけてるのだが、知らない人から反応が頂戴できるのは大変嬉しい。
賞への入選なんてのも良いものだけれど、結局のところ、誰かが見てくれている実感が創作の原動力になるのかなぁ、と思わせてくれている。
もちろん、当ブログにおいてもそれは一緒である。インスタ映えなど何のその、とんでもインチキな言動の数々を放り投げられる、そんな稀有稀有な空間もまた、新しフィールドとは違ったワクワクをくれるのである。そんな暑中。