【生活】女っ気補給とLINEスタンプ
ついに2017年も12月に入った。
この時期に再度、ニュースで天皇陛下の生前退位の話題が出るあたり、人々は慌ただしさに身を置きつつも新しい何かを待望している、そんなそわそわした空気を感じずにはいられない。そんな2017年の最後のストレートラインである。
そして、年の暮れの前に待ち受けるは、「聖なる夜」ことクリスマス。
華やかな色付きの灯たちは、まるで愛し合う二人のためだけにあるかのよう点在し、平年以下の際立つ寒さは、親密な2人の体温を徐々に上げていく。大切な異性と寒さをやり過ごすことで、大切な思い出を作るにはもってこいのイベントの一つだ。
そんな雰囲気に絆されてか、この時期に彼氏や彼女作りに奔走し、一発逆転をしてやろうという人が出てくるようになるのも、この時期の風物詩である。
かつて、今も語り継がれる伝説の試合「10.19」で、近鉄の内野手・大石大二郎は言った。
「頑張れば3分で終わるかもしれないじゃないですか」。
試合時間が4時間を超えた場合はその試合を引き分けにする、という当時の規定によって近鉄が優勝を逃した試合なのだが、4時間まで残り3分しかないなかで10回裏の守備に就くナインに向けて言った言葉。
終わりを迎える瞬間まで前向きな気持ちでいることが伝わってくる名言で、12月という暦にも動じないパートナー探究者に通じるものがある。クリスマス前に付き合う人を必死に探し出す人には、最後まで勝負を諦めない大石の大ちゃんと似た熱さを感じてしまう。
そんな、ナリタタイシンかの如くの追い込みを見せる人もいれば、余裕綽々でツインターボのような爆走逃げ切りを見せる人もいるが、私はといえばマイペースな道中待機で彼女をマチカネタンホイザしてるだけで、何も動いていない。
ただ、動いても仕方ない部分が少なからず見受けられる。事態は深刻なのだ。
ということで今回は、そんな自分を戒めるために彼女ができない要素を抽出し、好き勝手言いたいことを言おうと思う。
パワプロ11で、海外選手の名字の音声登録をひたすらチェックし、作った選手でオリジナルチームを作っている
前回の記事でも触れたのだが、最近パワプロ11で遊ぶことが増えた。
というのも、また新たな楽しみ方を見つけたが故である。それは、「音声登録機能」だ。
パワプロシリーズでは、ストーリーを進めながら選手を育成していく「サクセス」というモードがお馴染みで、私はそのモードもよく遊ぶ。
そして、ストーリーを始める前には、必ず選手の名前や利き腕、守備位置などを決定する。
そこで名付けた選手の名前は、ゲームに登録されている音声であれば、実況やスタジアムのアナウンスで呼んでくれるようになっているのだが、その登録音声データはネットで探しても見つからず、どんな名前が登録されているかはゲームでしか確認のしようがない。
加えて、他のモードに出てくる外国人助っ人の登録ネームに関しては、手動入力で名前を入れてみないと、音声データがあるかないかがわからないようになっている。
そこに面白さを感じた私は、とりあえず思いつく外国人の名前を片っ端から入力して、いけるかいけないかを調べることにした。
そこで分かったことは以下のことである。
・アメリカ人の名字ランキングトップ50くらいは確実に名を呼ばれる。
・ラテン系だと、デフォルトで入ってるサクセス・キューバ代表の名前以外に、カストロ、カルロスなどはいけた。
・スタッフが遊び心を発揮してると仮定し、思い付きで0083メンバーの名前を入れてみたら、キースとアデルはいけた。逆にウラキ、バニングの名はいない。なんでだよ。
・過去にいた助っ人の名は、呼ばれたり呼ばれなかったり。00年代以前のマイナー助っ人の名は厳しい。
そんなこんなで、あーでもないこーでもないと試行錯誤しながら、新しい楽しみ方でパワプロ11をプレイしているのだ。パワプロ11音声登録界の白川静になる日も近いが、彼女のできる日は遠ざかった感がある。
泉まくらをめちゃめちゃ聴き出した
終わりである。彼女いない外来の医者も匙を投げるに違いない。
普段、あまり女子と関わらないというハンデを、泉まくらが書き起こす歌詞でなかったことにしようとしているあたりが深刻であるように感じる。
ただ、メロディーは格好良いし、歌詞は等身大って感じが私はするし、泉まくらはとても良い。ラップを普通の女の子がやるっていうことが非常に新鮮で、新しい世界を切り開いていってる実感がとても快い。
男子の、一日に必要な女っ気の目安があるとしたら、最近の私はその5割以上を泉まくらに占められている。さらに、最近ラブリーサマーちゃんとライムベリーにも興味を示しつつあるため、症状が悪化することはたやすく予想される。私はどこへ行きたいのだろうか?
成人男性の選曲として正当性がないことは否めない。選挙区に政党制を持ち込まない、恋の泡沫候補として女性受けは皆無そうである。
海外製のLINEスタンプを購入した
最近、LINEのスタンプの種類は多岐にわたり、公式スタンプ、クリエイターズスタンプ問わずクオリティも高いものが続々出てきている。
ただ、やはり人気のコンテンツや汎用性の高いものは、スタンプとして目にする機会が多く、それらに対し若干食傷気味であった。決して悪くはないのだけれど。
「もはや、国内スタンプで使用者の個性を出す時代は終わった」と感じた私は、テキトーに検索して台湾とタイのクリエイターが作った(であろう)スタンプをそれぞれ購入した。それが以下の二つ。
どちらも、何が書いてあるかイマイチよくわからないので、相手はスタンプを文脈と雰囲気で理解するしかない。
台湾版の方は、さすがは漢字圏といった感じで、まだ理解できなくもない(気がする)。ただ、タイ版の方は本当にわからない。けれど、女の子の可愛さが若干粗削りなところが良い。周りで使ってる人を見たことないし。
親しい人にはちょいちょい送り付けているので、各個の言語教育に生かしてもらえれば幸甚の極みである。ただ、アニメ調スタンプという点で、女性の評価はガタ落ちなのではないだろうか。
冬は人恋しい時期である。もの悲しさも、寒さが一層助長する。
クリスマスリースという言葉にクリスマス時期のレンタル彼女を連想する私は、一足お先に夏を追いかけようと思う。
せめて夏のような、あの健康的で爽やかな気分になるために、シュガーベイブリスペクトのこの曲で冬を乗り切ろうと思う。皆様も健やかに年末を乗り切らんことを。