【サッカー】好きなサッカー選手の名前を、好きなだけ論述
私はあまりサッカーに詳しくない。プレーも上手くないと思う。
加えて大ざっぱなタイプなので、個々のプレーが合わさって攻防が繰り広げられると、どこを見てよいか良く分からない。なので、細かいプレーの解説ができる人は本当に尊敬してしまう。あと、ダジャレがたまにスルーパスになっちゃう早野さんとか好きです。
それでも、一時期「サカつく6」というゲームがきっかけで、どっぷりサッカーの世界にハマったことがあった。
それまでプロ野球は見ていたが、野球とは比べ物にならないくらいに世界各地に浸透している様子を目の当たりにして、非常に衝撃を受けたことを覚えている。
特に、選手の名前を見たり覚えたりするのが楽しくて、飽きもせずに様々な国の代表選手一覧とかをよく見ていた。ちょっとした世界旅行である。
そんな過程で、名前の響きを気に入る選手や、その名前の字面にほれぼれする選手が見つかったのだが、誰かに言いたくても結局言うことはなかった。言われた方も困っただろうし。
ただ、共感してもらえるかは非常に怪しくはあるが、誰かに伝えたい。そこで今回は、趣味のブログなら良いだろうということで、名前が好きな選手をテキトーに挙げてって好き勝手言いたい放題します。
グレッグ・バーハルター(アメリカ)
06年のアメリカ代表で、ドイツでのプレー経験もある選手。MLSのロサンゼルスで長いこと活躍した。
グレッグという、最初と最後にブレーキが利いている名前の後、流れるようにバーハルターが続く様が格好良い。もし仮に「バーハルト」だったら、ここまで名前にカタルシスを感じることはなかっただろう。「ター」で終わることによって、グレッグでせき止められていた流れが一気に動き出すような感じがする。字面が格好良い苗字だな、とも思う。
シフィウェ・シャバララ(南アフリカ)
この人は知っている方がいるかもしれない。そう、「タマシイレボリューション」が再生されるごとにゴールを量産するでお馴染み、南アフリカ大会でのオープニングゴーラーがシャバララである。その後のパフォーマンスも楽しげで実に良かった。道なき道を切り開けて良かったね。
「シフィウェ」というトリッキーな文字列から入って、まるで流星が夜空を駆ける様を表しているかのような「シャバララ」という苗字で締める、というギャップ。実にクセになる名前である。シャバララ、ついつい言いたくなるような素敵な名字だと思う。
「スティペ」という、日本語的に少し変わった印象を受ける響きのあとに、「プレティコサ」という更に軽妙な響きが待っている。小さな「ィ」が、名前の持つスムーズさを加速させているように感じる。要所にちりばめられた半濁音も良い仕事をしている。
ポーランド代表として活躍したGKで、セルティック時代は中村俊輔と同僚だった。
「アルトゥール」という、軽い感じの響きが一転、「ボルツ」で荒々しく締められる。名前としてはメジャーリーガーの「ホセ・アルトゥーベ」っぽいが、ボルツの方がメリハリが利いていて好きだ。
余談だが、セルティックはよくウイイレで使っていた。ヘッセリンク兄貴大好きだったな。
タイエ・タイウォ(ナイジェリア)
左足からキャノンのような一撃を食らわせる、ナイジェリア代表経験もあるサイドバック。
Zガンダムに出てきそうな並びの名前だが、韻を踏んでるかのような軽妙洒脱な名前が心地よい。「タイェ」表記の方がしっくりきて好き。
ヴィンチェンツォ・グレッラ(オーストラリア)
セリエAでのプレー経験もある、元豪州代表選手。
全体的に高貴な印象のある名前である。「ヴィンチェンツォ」という名前が、いかにもイタリアっぽいような気がするし、濁音から始まる「グレッラ」という苗字にはパンチが利いていて良いと思う。語呂は良くないかもしれないが、字面から漂う品の良さがなんともたまらない。本人が血の気が多かったらしいのは内緒だよ!
トゥラン(トルコ)、トゥララン(フランス)、トゥラオレ
この三人の名が並ぶと、ポケモンの進化っぽくて楽しい。トゥラオレは沢山いたので挙げてませんのであしからず。
トゥランとトゥラランなんて、「ラ」の違いだけで国籍が変わってしまうのだから、なんとも不思議で興味深い。まさに、苗字の奥深さを表してくれる並びだと言えよう。
如何だっただろうか。右脳がヤベェことになられてたらごめんなさい。
何言ってるか全然分からなかったかもしれないが、私は大満足なので今回はこれにて試合終了。
このような変態シュート(当記事)もゴールするのかと思うと実に感慨深いが、伝わるか伝わらないかのラインディフェンスは、もうちょっとしっかりするべきだと反省したのでした。