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自己表現ぶろぐ

会社では冴えない社会人が、ネット弁慶になるためのブログ。好きなものや興味のあるものの感想を、ちまちま書きます。

【ラジオ】金田朋子のロックンロール

企業が「コンプライアンス」という言葉を押し出して、法令順守を強くアピールするようになってから、だいぶ経っていると思う。

その是非は問わないが、企業が守るということは、そこで働く人々も、同じく決まりを守るということだ。

 

もちろん、決まりを守ることは社会においては必要なことである。それによって、組織や個人が守られる場合は多々あるからである。ただ、個人レベルでの場合では企業が順守する決まりの他に、マナーや気遣いなどにも注意を払う必要がある。

企業が躍起になって押し出す「コンプライアンス」にも対応しつつ、上司や顧客への言葉遣い、反応、立ち振る舞いなどに失礼さや至らない点が無いかを意識して仕事をやり遂げなければならない。間違いがないことが自衛だとは分かっていても、気を張り詰めることは極めて難しく、疲れてしまう。良くも悪くも、決まりにがんじがらめであるのではないだろうか。

 

私もぺーぺーながら一社会人であり、のんきながら「コンプラ社会を生きるのは大変だな~」と当事者顔をして日々働いている。

そして、そんな世の中をぶっ壊すようなラジオ番組を毎週聴いて、仕事への英気を養っているのだ。

今回は「グッチ裕三 今夜はうまいぞぉ!」というラジオ番組について、好き勝手言いたいことを言います。

 

グッチ裕三 今夜はうまいぞぉ!

 

グッチ裕三今夜はうまいぞぉ!」は、MCがグッチさん、お供が金田朋子、の文化放送で毎週日曜日に放送されている30分のラジオ番組である。

内容は基本的に、グッチさんと金田朋子(通称・キントモ先生)とのフリートークがメインとなっている。また、お便りが一放送で一回紹介され、グッチさんがイカした洋楽を3曲かけてくれる。

こう見るといたって普通の30分番組のようだが、金田朋子がいるだけで(良くも悪くも)普通ではない。俗に言う金朋地獄が繰り広げられるのである。

 

キントモ先生は、基本的に超フリーで言いたいことをバンバン言っている。なので大体、先生の波状攻撃を、グッチさんが専守防衛で受け切るというような流れが毎週繰り広げられている。時には「失礼なのでは・・・?」という言動もあるが、グッチさんが大人な対応をして事なきを得る。グッチさんすげぇ。冠番組なのに。

それと先生は、本番中に(少し)ちびったり、トイレ行ったり、グッチさんの話を全く聞いてなかったりもする。生放送でないとはいえ、「ここまでやって良いの?」と心配になりつつも、どこまでも自分を出す先生に毎週爆笑させられ、元気をもらっている。

 

もちろん、先生自身には悪気は一切ない。(と思う)

そして、それを理解している番組スタッフやグッチさんは、本当に器が大きい。金田朋子ワールドを存分に引き立たせているのは、スタッフやグッチさんなのであり、それでこそ彼女の輝きは煌々としている。

キントモ先生の奔放な発言の数々は、ある意味で世の中の暗黙のルールを否定しえるものである。「そんなの一々気にしてちゃやってらんないよ」という、一見テキトーにも思えるけれど、自分らしさを肯定し大事にするためのメッセージを人々に届け、次の日からも暗黙のルールを守り社会で戦うための元気を与えているように思えてならない。

 

放送業界は最近では、表現に対しての自粛や謝罪が目立つように思えるが、このラジオの存在が、委縮とも取られかねない放送の表現の幅を、なんとか保とうとしているように感じるのだ。

体制に挑戦するようにグッチさんを振り回すキントモ先生がいる限り、ロックとラジオ死なない。

グッチさんの選曲やお料理豆知識、グッチさんの選曲に対して8割9割「良いんじゃないですか?」と適当に返したり、毎回何かしらで台詞を噛むキントモ先生が、あなたの生活をより良くしてくれること請け合いなので、社会での戦いに疲れた方もそうでない方もぜひご視聴を。