【生活】物流、接客業、そして彼女
新聞やニュース番組などで、様々な業界で労働者が不足していると叫ばれている。
最近だと、トラックドライバーが不足している、飲食店での人員が不足し新規店舗の開店が延期される、といったニュースを聞くこともある。そしてこれらは代表的な例でしかなく、人々が知らないような業界や地域でも、同じように労働者が足りていないことは容易に想像できる。
今後、日本の人口は減ることが予想されており、その通りに人が減ると労働者不足には拍車がかかるであろう。我々の生活スタイルも、それに合わせて変化するかもしれない。
そして、上記の問題に比例するのもおこがましい、とってもどうでも良い分野において深刻な人手不足が問題となっている。
私の彼女の成り手が不足しているという問題だ。
彼女不足が心の中で叫ばれだして久しい。(ここさけ現象)
図らずも「水中、それは苦しい」の楽曲みたいなタイトルになってしまったが、今回は彼女がいないという私の現状を面白おかしく書き連ねて、明日から楽しく生きられるように自己満足に浸って行こうと思う。
彼女がいないという現状に、私は危機感を覚えている。とは言っても、そこまで焦っているわけではないと思う。なぜなら、そこまで彼女を作る努力をしているとは言えないし、一人で休日にのんびり出かけたり、読書したり、音楽やラジオを聴いたり、アニメや映画を見たり、友達や一人で飲みに出かけたり、という日々が楽しいからである。独身貴族とまではいかないが、独身平民くらいの和やかな毎日である。先が思いやられるね。
もちろん、(彼女の)求人は行っているが、なかなか成り手がいない。
近年、「売り手市場」という言葉が定着しているが、その実情は「売り手(恋活・婚活の場所を提供する側)」の市場というような気がしてならない。
街コンや婚活は、基本的に男性の参加費が女性よりも高く、モノにもよるが大体5000~7000円位だと個人的には思う。私のようなペーペーの社会人からしたら、男性なのに助成して!という感じである。
実際、何回かそういうイベントに参加して連絡先交換はしたけれど、LINEのやり取りが全然捗らず、そのイベント限り会うことはないというコマンドーのラストの台詞みたいな感じで毎回終わってしまった。
もちろん、私に至らない点があったからこそ、このような事態になったとは思う。そこを棚に上げるわけにはいかない。
とはいえ、「数千円払ってイベントに参加し気の合う女の子と出会えるかどうかは、参加するまで分からない」というシュレディンガーの猫的な要素にお金をかけるよりかは私は、「気の合う友人と飯でも行くかな~」となってしまうのである。
だいぶ市場に私情を挟んでしまったが、私の現状はこのような感じである。
では次に、今後の展望を述べようと思う。
最近では、「レンタル彼女」という人材派遣業が台頭しているという。また、「まだここにない出会い」を成就させるための「相席屋」というスカウティングサービスも流行っているらしい。更には、AIやVRの研究・開発が進む現状から、彼女の自動化という将来も恐ろしいが考えられる。
しかし、このような目まぐるしい変化に、ムリをして合わせることはないと思う。
人の縁というのは突然訪れ、無理にこじつけられるものではないと考えるからだ。
機会を得るために未知なる世界に飛び込むことは大事だが、それは人生全般に於いてそうである。何も恋人や伴侶探しのためだけに発揮される事柄ではない。
自由な時間があるのなら、本当にいろいろな事柄に触れ自分を成長させ、自信や個性を得る時間というものも、ある意味婚活であると思うのだ。
色んな人間の生み出した考えを汲み取ることで、良い縁が巡って来た時に発揮できるようにしたい。そのために、思ったことをブログで書き連ねているのではないかな、と思う。(もちろん、友達や理解者に対しても発信できるように)
なんだか言い訳じみているが、そんなこんなで日曜日を楽しみながら、今ブログを書いている。
ささやかな幸せを忘れないようにも、日々を大切に生きていきたい。
PS.アニメとか声優さんが好きなので「オタク婚活」的なイベントに多少興味があるが、両者が日常に当たり前にありすぎて何が好きなのか良く分からなくなってしまった。ダンジョン飯。4巻での、ライオスのドラゴン好きの苦悩が痛いほど分かる今日この頃なのであった。