【音楽】一切見たことないアニメの、好きなアニソン
人生は選択の連続である。
人は知らないうちに取捨選択を迫られ、言わずもがな、この世の神羅万象を手にすることはできないのだ。
そして、それはアニメも然り。どんなに好きとはいえども、この世の全てのアニメを網羅するのは時間的に不可能である。
というわけで私は、「見たいけど他にも見たいのあるから後回しにしてるアニメ」の主題歌だけ聴いて、見たつもりになることが多い。
アニメの内容を深く突っ込まれると困るけれど、曲だけでも知っていると話のきっかけにはなることもあり便利である。
今回は、私の好きな未視聴アニメの主題歌を挙げて、好き勝手言いたいこといいます。
「Puzzle/ROUND TABLE featuring Nino(NHKにようこそ!)」
NHK ni Youkoso! - Puzzle (Full Version)
「NHKにようこそ!」のOPである。とても爽やかな楽曲で、新生活シーズンの今ぐらいに聴くのがぴったりな一曲。個人的には、これを聴きながらポカポカ陽気の空の下、河川敷にフラッと出かけたくなる。
それと、ギャラリーフェイクEDの「だから、私は歌う」とセットでよく聴いている。新しい環境に身を置いても、「やっていくぞ!」という気持ちにさせてくれる名コンビだと勝手に思っているのだ。この春から新生活を迎える皆さんに幸あれ。
「バーテンダー/Natural High featuring 椎名純平(バーテンダー)」
bartender OP full (Bātendā)- Natural High feat. Junpei Shiina
前奏からして只者ではない雰囲気ビシビシの、上品な大人感漂う一曲。バーの風景を思い起こさせるような歌詞も相まって、お酒に詳しくなくても雰囲気に飲まれてしまいたくなる。さすがに、これを聴きながらストロングゼロとかほろよいの選択肢は無い。
ナチュラルハイは、メジャーデビューからの活動期間がそこまで長くないからか知名度は全国規模ではないにしろ、本当に良い曲を作ると思う。前述の「だから、私は歌う」もそうだし、「プロローグ」なんかも素敵。
知名度の低さは、ネットでの検索結果が物を言っているのだとしか思えない。悲しい。(試しに「ナチュラルハイ」で検索してみよう!)
椎名純平さんは椎名林檎さんのご兄弟だとか。桔平かと思ってた。ごめんなさい。
「リトル・グッバイ/Rocky Chack(ゼーガペイン)」
静かな始まりから、サビでは確かな盛り上がりを実感できる良曲。とっても宇宙っぽい。冬の保養地とかで、夜に外で聴いたら雰囲気出るだろうな。
こういう、何というかキレのある落ち着いた曲って、皆好きなんじゃないかって錯覚に陥ってしまう。誰しもが聴きたくなる瞬間に出会える曲って感じ。
そして、男性のコーラスも丁度良い。スッとなんでもこなしてくれる名執事かのように、邪魔にならないとでも言うのだろうか。一人の時に静かに盛り上がれる、完成度の高い曲だと思う。
「agape/メロキュア(円盤皇女ワるきゅーレ)」
anime princess love song UFO Princess Valkyrie OST Agape Full of Love
天に召される時が来た、って感じの曲。極上の羽を使った羽毛布団に包まれているかのような安心を感じられる。
もうなんか、形容しがたい感覚に陥るというか、軽く走馬灯が流れる。それだけ、ボーカルが心地良く聴けているのだろう。優しい気持ちになりたい時にぜひ。
今回は以上でおしまい。皆さんが少しでも、アニメを見た感じを味わえていたら最高です。それこそ、アニメ作品から連鎖的に音楽が広がっていくというのも、なかなか楽しい経験のように思える。
【アニメ】声優好きにクッキングパパを絶対見てほしい理由
クッキングパパ、見たことありますか?
130巻にも及ぶ長期連載をモーニングで行っており、見たことはないにせよ知っている人は多いと思う。
そんなクッキングパパ、只今東京MXで毎週木曜日に放送をしており、絶賛視聴中である。
最初は「そんなことより、もっかい美味しんぼやっておくれよ~」と思いつつも、美味しんぼよりも日々の生活に料理が溶け込んでいる感じが見やすくて、気が付いたら視聴することが習慣へと昇華していた。雑にいえば、めっちゃ料理するサザエさんって感じだけれど、サザエさんよりもだいぶ砕けているので見やすく思う。
さてさて、そんなアニメ・クッキングパパは、かなり声優さんが豪華なところが見所の一つ。
クッキングパパこと荒岩一味の声優は、玄田哲章さん。吹き替えではシュワちゃんなどでお馴染みで、毎回主役を張ってるイメージだけど、意外にもアニメで主役は珍しいとのこと。
超人級のガタイを誇る主人公の声にはうってつけで、惜しみなく他者へ愛情を注ぐ優しいお父さんの面も持ち合わせた演技が最高に心に沁みる。
他のレギュラーキャラの声優さんも凄い。
ザッと挙げても、
勝生真沙子さん、高山みなみさん、冬馬由美さん、飛田展男さん、矢島晶子さん、くじらさん、八奈見乗児さん。
たま~に出てくるキャラでも、かないみかさん、二又一成さん、増岡弘さんが声を当てているので、どこを切っても美味しいケーキのような贅沢感を味わえる。
(余談ですが、かないさんの役どころは小学生の女の子。かないさんが小学生の声を当てているからこそ、この国は平和なんだなぁと毎回思う)
これだけでも声優好きには堪らないが、特筆すべきは高山みなみさんの演技の凄さ。
クッパパの利発な息子役としても情感豊かな演技をされていますが、それだけでなく、物語が進み娘が生まれると、一人二役で演じ分けている。
性別が違うだけでなく、年齢が離れた二人のキャラクターの演技を見事にこなしているのは圧巻の一言。コナン君の声の使い分けも、この作品での演技が礎になっているのかもしれない。だから見てね。
それと話は変わるが、仕事の描写や会社でのシーンがちょいちょいあるからか、EDの曲は大人(保護者)向けのように感じる。
ED曲は二曲。前期のEDは「パパは何でも知っている」。永世名言がタイトルに冠されおり、荒岩一味の良い父親振りを締めで再確認することができる。
後期EDは、大人になってから子供時代の憧れを慈しむ内容の「HANDS」。メロディーラインは古さを感じるけれど、歌詞は今でも新鮮さを保っている良曲。うえやま先生直筆であろうイラストにも、温かみがあって良い。
深夜アニメの視聴と組み合わせることで、新進気鋭と百戦錬磨とが混ざり合った、バランスの良い重厚な声優さんライフを送れること請け合い。
あと、当時のスポンサーとか尺の関係で料理の作り方の詳細はぜんっぜん分かりません。パパへの道は険しい・・・・。
【野球】愛すべき変則投手たち。
野球を見始めて早や幾年。
いつ頃からかは分からないけれど、気が付いたら私は、変則投手(ここでは一応、サイドスローの意)から目が離せない身体になっていた。
例えば高校野球を見ていて、背番号「11」の投手が横手投げだと、孤独のグルメ宜しく「そうそう、11番ってこうだよなぁ・・・・」と心の中で頷いてしまう。エースよりも、2番手以降で投げる投手が変則投手だと心なしか嬉しい。
もちろん、サイドスロー以外でも、変則投手と呼ばれる投手はいる。現在だと、日本ハムの井口なんかが該当すると思う。上手投げながら細部が特徴的だと、変則投手という呼称がしっくりくる。
2016/03/30 日ハム ドラフト3位ルーキー 井口和朋 投球フォーム
彼の場合は、足の動きと腕の動きとがズレていて面白いし打ち辛そう。それでいて、そこそこ早い速球と落差ある変化球とを操る、比較的オーソドックスな攻め方をする投手である。ギャップ萌え的な要素があるかも。
それと、東農大のオホーツクキャンパス出身なのも、彼が変則投手たる所以かもしれない。まぁ、そこは(銀の)匙加減だけど。
というわけで、今回は私の心を掴んで離さない変則投手たちを挙げてって、好き勝手に批評します。
ライアン・グリン
09年04月04日 野本圭 プロ入り初本塁打(2ラン) ピッチャーグリン
文字が色付きで登場のこの投手は、助っ人外国人として楽天→日本ハム→横浜と複数球団を渡り歩いた。
ご覧のとおりの変則投手で、公称190㎝の長身なのにサイドスローというところが格好良い。それでいて躍動感があり、一生懸命さも伝わってきて見ていて気持ちが良い。
日本球界時代1回も勝ち越したことが無いらしいけど、一応ローテーションの一角であり続けたサイドピッチャーということで印象に残っている。あと、誕生日が一緒である。やったね。
クォン・オジュン
[KBO리그] 넥센 : 삼성 MVP 권오준 (07.29)
オ・スンファンとコンビを組み、「KOパンチ」の一角を担っていた中継ぎ投手。アジアシリーズで彼を初めて見て、オ・スンファン共々魅せられてしまった。
恐らく選手のレベルとしては、オ・スンファンの方が上だと思う。けれど、クォンの方がサイドスローって感じがして好きだ。クォンがのらりくらりバッターをかわすからこそ、オの直球が光るのだとも思う。
止めを刺されたのは実況の「チェンジアップやシンカーを操る」という一言。そんなの最高じゃんか!
日本に来てほしかったですが、オ・スンファン来たから良いか。
ジェフ・ウィリアムス
王貞治も認めた変則左腕。JFKの存在や、アテネ五輪で日本に立ちはだかったことも有名。
彼はサイドスローの醍醐味の一つ、「角度」を存分に味わわせてくれる。
イケメンだし、球は速いし、スライダーのキレ味は天下一品と、今更語ることはありません。最高の権化。ミッチェルレポート該当してたけど、抜群に好き。
森福允彦
高級なツイストドーナツを頂いているような、素敵な身体のねじりからキレの良いボールを繰り出す。ピンチも奪三振で切り抜けられる実力者。
セットの状態からすでに、身体に角度がついているのがとても良い。右打者として打席に立ってみたいと思わせる、魅力的なボールを放ります。かなり好きな中継ぎ投手かも。
おまけ 西山一宇
腕投げてる!?と錯覚してしまいそうな独特のフォーム。それでいて快速球を披露し、オリンピックにも出場している投手。ラリアットとか強そうである。
だけど、一度見たら忘れられないインパクトにやられました。身体壊しそうだから真似したくはないけど。
まだまだ挙げ足りないですが、キリがないのでこの辺でおしまい。映像を探しながらだと、ついつい楽しくなってしまうな。
私の投げた変則ボールが、誰かにキャッチされることを願って。
【アニメ】アニメ視聴ドキュメント 俺たちはアニメ視聴者だった
古今東西、様々なアニメたちが生まれてきた。あるアニメは人気を得て躍進し、またあるアニメは人気が出ず、消えていったものも数知れない。
それぞれのアニメが、様々な人の思いを背負って人前に出る。他のアニメと競いながら視聴者にアピールするという点で、アニメ業界ではいつだってトライアウトが繰り広げられているのだ(CV.東山紀之)
というわけで今回は、私がたいへん身勝手な理由で視聴をやめてしまったアニメの話をして、WBCに華を添えようと思います。小久保監督にはマジで、ほのぼの日常系アニメとか見ることで精神の摩耗から立ち直ってほしいです。
「さばげぶっ!」
玄田哲章さんがナレーションをやってるから見てました。
どんなお話がやってたかほぼ覚えてませんが、映画・「コマンドー」の女子向けアニメ版というのが一番わかりやすいと思います。7話くらいで女の子たちのテンションに付いていけずあえなく脱落。
「幼女戦記」
久々にアニメキャラ役の大塚芳忠さんの声が聴きたくなったので見てました。
雰囲気からして、戦場戦場してるようなアニメだと思うんですけど、2話目だけ15分ちょい見て切ってしまいました・・・・。
芳忠さんの声は問題なく素敵だったんですけど、主人公の女の子の顔が可愛くなくて脱落。
視聴を打ち切ってからしばらくして、「こんなことあんのかよ・・・・」って打ち切った自分に絶句しました。なんというか、マンボウがあっさり死ぬ時のような寂しさを感じたんですかね。
「うしおととら」
いつか見てみたいと思っていた作品だったので視聴開始。主演の畠中さんの熱い演技にも心振るわされ、最初の頃はずっと見てました。てらそままさきさんも出てたしな!
ただ、エレザールの鎌あたりで雲行きが怪しくなり、坊さんめっちゃ出てきて「ぶっちゃけ寺」みてぇだな~、と思って見なくなりました。我ながら酷い。
「MAJOR」
野球少年だったので見てました。聖秀編くらいまでは追っていた記憶が。
見なくなった理由は、「桃子先生が一番可愛かったから」ですかね。
これ、あと50年は言い続けたいんですけど、MAJORで一番可愛いキャラは星野桃子先生だと思ってます。
え?川瀬涼子が可愛いだろって?野球始める前の清水も可愛いって??ソーリーボーイ・・・・。
ただ、私のなかではいつまでも、ジャージ姿で吾郎と遊んでいる桃子先生が一番なんですよね~。あの、なんともほんわかした雰囲気のなかで、将来の剛腕にホウキで立ち向かってた桃子センセが好きなんです。
あと、木端とイ・スンナムも好き。
客観的に見ると、(記事自体もだけど)テキトーなうえに酷い見切り理由ばっかりですね。
せめてもの救いは、これ書いてたらWBC日本代表がキューバ代表を1点差で下したってことくらいです。いや、ちゃんと華は添えるんかい。
【音楽】向阻花(サンフラワー)に見た夢
人間誰しも、好きな「こってこてなもの」があると思う。
例えば、こってこての説明口調で長い台詞回しのツッコミ、存在感のある香料が香るこってこての駄菓子、こってこてのメタルミュージック等々・・・・。
そこには、その人が思う対象へのイメージがあって、こってこてであることで「思い通りである」という安心を得られるから、好きなんだとも思う。
かくいう私にも好きな、こってこてなものがある。
それは、「中国風の音楽」である。
例えばこんなん。
なんというかこう、中国に関わりが無くてもどこか昔懐かしく、「中国って雰囲気するアルね~」とついつい聴き入ってしまう。(中国の人は、中国こんなじゃねーぞって思ってるかもだけど)
そして、本記事で触れたいのは「向阻花(サンフラワー)」という一曲。
李雲迪 Yundi Li - sun flower (piano)
母親が、中国出身のユンディ・リというピアニストのファンで、よくCDをかけていたのだけれど、そこで耳に残ったのがこの曲だった。古き良き中国っぽくて、どこか懐かしい。
それはもう運命の一曲みたいなもので、私は演奏開始と同時に一気に引き込まれた。
曲冒頭の小気味良い入りも最高だけれど、上の動画だと0:25くらいの部分が本当にたまらない。そこに、何かから解放される時のような爽やかさとほのかに薫る懐かしさとが感じられて、1回聴いただけで大好きになってしまったのだ。
初めて聴いたとき、私の頭の中に広がったのは、アトリエ風の決して広くはない一部屋と、まるで対比するかのようにその部屋の窓から、見える広大なひまわり畑の風景だった。きっと、スペインかどっかの片田舎の(書いてて思ったけど、中国じゃねーのかよ)。
「音楽ファンタジー・ゆめ」を見て育った私は、曲を聴きながら風景を描くのが好きな子供だった。いわば、音楽に夢を見させられていたのだけれど、そういう曲との出会いって本当に貴重だし、天恵みたいなものだ。
誰だって「LIFE!」の主人公みたく自分だけの空想の世界を描き出すだろうから、全員が経験あるものだと勝手に考えてるんだけど、そういう体験談を今まで人に聞いたことないことにも気付かされる。そして、直感的に思い描いた風景こそが真に「その人のセンス」を表しているんじゃないだろうか。
この「向阻花(サンフラワー)」は、出来れば一度で良いので聴いてほしい。
そして、聴いたあなたが何かしら思いを巡らせてくれたら、それ以上の喜びはありません。俺ルールで申し訳ありませんが「さんふらわあ」連想は禁止ね。
【音楽】カラオケ逆十八番
今週のお題「カラオケの十八番」
私はよく、一人でカラオケに行く。
友達と行くこともあるのだけれど、一人だと自由な時に行けるし、なにしろ選曲を迷わないからだ。
だから、その時に一番歌いたい曲をバンバン入れる。時期によって歌いたい曲は変化していくので、得意な曲でも歌わなくなることはザラにあるし、「毎回歌ってるなぁ」という曲もすぐには思いつかない。
そんな中でカラオケの十八番を決めるのは、コンクラーベ並み(もしくはそれ以上)にハードな様相を呈するので、ここでは個人的に歌うのが苦手な楽曲を挙げて、お焚き上げ苦手意識を払拭しようと思う。
THE BACK HORN 「刃」
のっけからブチ上がれる、サマライ(CV チャック・ノリス)やブシドー(CV チャック・ノリス)を彷彿とさせる歌詞が印象的な一曲。序盤はノリノリで声を張り上げるんですけど、そのうち疲れてきちゃって、最後の最後「在~る」くらいでいっつも討死。盛り上がるんだけどな~。
DIGGY-MO 「JUVES」
前提条件として、DIGGY-MOの滑舌が常人のそれを超越している。それが、何とも言えない彼特有の世界観を生み出している気がする。そのため、素人ではとてもじゃないが、歌詞の洪水に太刀打ちできない。歌ったところで「ジュベジュベ」言ってるので精一杯な楽曲である。
あとはサビの最後の方の音程が高いので、いっつも憤死しちゃいます。これが不自由なく歌える人は羨ましい。
キリンジ 「エイリアンズ」
本当に大好きな一曲。特に、深夜2時くらいにまどろみながら聴くのが好き。
サビの声の出し方なんかは、堀込泰行の声だからこそ柔らかく、優しく私たちの身体に染み入るのだとつくづく痛感させられる。難しい。
キーを-3にしても、なんだか違うなってなり、結局上手く歌えません。生涯付き合っていかなきゃな。
まるで景山民夫のエッセイを読んでるかのような、「昭和の面白さ」をヒシヒシと感じられる名曲。作詞は秋元康。
歌うというより演説って感じなので、音取りとか細かいことは気にならない。ただ、伊武雅刀みたいな迫力を出そうと思って、いつも中盤辺りで喉をやられちゃう。天敵。
bjork「hyperballad」
好きな曲だけど一回も歌ったことない。成人男性がヒトカラで歌ってたら、なんかもう終わりだと思う一曲(めちゃめちゃ面白いけど)。まさに逆十八番と言えよう。
原曲は、ビョークの精一杯な歌い方が、まっすぐで、情熱的で、そして可愛らしい。恐れ多くて歌おうとはなかなか思えないんだよな~。
さて、上記で好き勝手楽曲を挙げましたが、歌えないのは私の力量不足に付きますし、どれも本当に良い曲です。歌える方はぜひ。
最後に、前回のヒトカラで盛り上がり最高潮のシーンの画像を貼ってお別れです。また行こう。
【音楽】アルカラが肯定してくれること。
タイトルで「アルカラ」と挙げていてなんですが、彼らの楽曲に関してはミーハーも良いところ。メジャーな曲しか聴いたことありません。すみません。
というのも、私がアルカラを知ったのは、とあるアニメがきっかけだったのです・・・・。
「怪盗ジョーカー」
彼らが肯定してくれているだろうと、列挙する事柄は二つ。その一つが「怪盗ジョーカー」であるといえる。
怪盗ジョーカーとは、コロコロでも人気の上位を争うだろう、ヤングキッズのピュアピュアハートを鷲掴みのスペクタクルアドベンチャー漫画である。
アニメはシーズン4まで作られており、関連イベントもちょいちょい開催されていることから、人気コンテンツであることは間違いない。あと、作者の人がめちゃめちゃ人の良さそうな顔をしているよ。
そんな怪盗ジョーカーであるが、言うまでもなく子供向けアニメである。そのため、こっそりと視聴していた方がいたかもしれない。
しかし、そんな子供向けな雰囲気を開幕一番OPでぶっ壊してくれたのが、アルカラの「怪盗ミラクル少年ボーイ」であった。(正確には「アルカライダー」名義で、そういう時期のイーストウッドかよみたいな、低予算感バッシバシのMV作ってる)
ロキノン系の彼らがOPを歌ってることで、若人全範囲が視聴対象でも不自然ではなく、「コロコロ原作でも全然見ちゃっていいじゃん」的な肯定を与えてくれたと思える。
実際、キャストは若手とベテランとが入り混じってとても豪華だし、作画も綺麗だし、ハイクオリティで安心して見られる作品。アルカラ目当てでも良いのでみんなも見よう。
「単調な毎日」
働き始めの新社会人とかは特に、「毎日が作業的でつまんないな」って思うことが一度はあるのでは?
まさに、彼らの代表曲の一つである「アブノーマルが足りない」という言葉がぴったり。そんな時に「今の自分、ほんとにそうだよな~」とかなんとか思いながら聴くと、ついつい楽曲がもたらす非日常に傾倒してしまいがち。
ただ、アルカラが歌っているこの曲は、単調な日々であろうと、毎日に向き合う人全てを肯定しているように感じる。
ノーマルな日常を過ごす誰しもが、曲冒頭が表すかのような激情を秘めているし、それが表立ってないから「アブノーマルが足りない」と表現されるのだとすれば、「私たちの普通な日常はいつでも普通ではなくなり得るよ」というメッセージを与えてくれているような気がしてならない。
「単調な日々の暮らしでも、その人自身の足跡が刻まれていれば、それってノーマルじゃない。そして、その人がノーマルだと思う日常は絶対的なノーマルじゃなくて、行動をしてみればそこに道が出来る。あなたらしさが人それぞれのアブノーマルだといえるから、没個性にならないでほしい」。
的な思いを投げかけつつ、ノーマルの中からアブノーマルを探そうという気持ちにさせてくれる一曲が「アブノーマルが足りない」なのではないかと思うのでした。
明日も一生懸命な一日とお仕事とがあるから、僕はアルカラを聴いておやすみなさい。
おまけ
あと、「冥王星」のことも肯定していたね。やったね。