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自己表現ぶろぐ

会社では冴えない社会人が、ネット弁慶になるためのブログ。好きなものや興味のあるものの感想を、ちまちま書きます。

【音楽】カラオケ逆十八番

今週のお題「カラオケの十八番」

 

私はよく、一人でカラオケに行く。

友達と行くこともあるのだけれど、一人だと自由な時に行けるし、なにしろ選曲を迷わないからだ。

だから、その時に一番歌いたい曲をバンバン入れる。時期によって歌いたい曲は変化していくので、得意な曲でも歌わなくなることはザラにあるし、「毎回歌ってるなぁ」という曲もすぐには思いつかない。

 

そんな中でカラオケの十八番を決めるのは、コンクラーベ並み(もしくはそれ以上)にハードな様相を呈するので、ここでは個人的に歌うのが苦手な楽曲を挙げて、お焚き上げ苦手意識を払拭しようと思う。

 

THE BACK HORN 「刃」

のっけからブチ上がれる、サマライ(CV チャック・ノリス)やブシドー(CV チャック・ノリス)を彷彿とさせる歌詞が印象的な一曲。序盤はノリノリで声を張り上げるんですけど、そのうち疲れてきちゃって、最後の最後「在~る」くらいでいっつも討死。盛り上がるんだけどな~。

 

DIGGY-MO 「JUVES」

前提条件として、DIGGY-MOの滑舌が常人のそれを超越している。それが、何とも言えない彼特有の世界観を生み出している気がする。そのため、素人ではとてもじゃないが、歌詞の洪水に太刀打ちできない。歌ったところで「ジュベジュベ」言ってるので精一杯な楽曲である。

あとはサビの最後の方の音程が高いので、いっつも憤死しちゃいます。これが不自由なく歌える人は羨ましい。

 

キリンジ 「エイリアンズ」

本当に大好きな一曲。特に、深夜2時くらいにまどろみながら聴くのが好き。

サビの声の出し方なんかは、堀込泰行の声だからこそ柔らかく、優しく私たちの身体に染み入るのだとつくづく痛感させられる。難しい。

キーを-3にしても、なんだか違うなってなり、結局上手く歌えません。生涯付き合っていかなきゃな。

 

伊武雅刀子供達を責めないで

まるで景山民夫のエッセイを読んでるかのような、「昭和の面白さ」をヒシヒシと感じられる名曲。作詞は秋元康

歌うというより演説って感じなので、音取りとか細かいことは気にならない。ただ、伊武雅刀みたいな迫力を出そうと思って、いつも中盤辺りで喉をやられちゃう。天敵。

 

bjork「hyperballad」

好きな曲だけど一回も歌ったことない。成人男性がヒトカラで歌ってたら、なんかもう終わりだと思う一曲(めちゃめちゃ面白いけど)。まさに逆十八番と言えよう。

原曲は、ビョークの精一杯な歌い方が、まっすぐで、情熱的で、そして可愛らしい。恐れ多くて歌おうとはなかなか思えないんだよな~。

 

さて、上記で好き勝手楽曲を挙げましたが、歌えないのは私の力量不足に付きますし、どれも本当に良い曲です。歌える方はぜひ。

最後に、前回のヒトカラで盛り上がり最高潮のシーンの画像を貼ってお別れです。また行こう。

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【音楽】アルカラが肯定してくれること。

タイトルで「アルカラ」と挙げていてなんですが、彼らの楽曲に関してはミーハーも良いところ。メジャーな曲しか聴いたことありません。すみません。

というのも、私がアルカラを知ったのは、とあるアニメがきっかけだったのです・・・・。

 

怪盗ジョーカー

彼らが肯定してくれているだろうと、列挙する事柄は二つ。その一つが「怪盗ジョーカー」であるといえる。

怪盗ジョーカーとは、コロコロでも人気の上位を争うだろう、ヤングキッズのピュアピュアハートを鷲掴みのスペクタクルアドベンチャー漫画である。

アニメはシーズン4まで作られており、関連イベントもちょいちょい開催されていることから、人気コンテンツであることは間違いない。あと、作者の人がめちゃめちゃ人の良さそうな顔をしているよ

 

そんな怪盗ジョーカーであるが、言うまでもなく子供向けアニメである。そのため、こっそりと視聴していた方がいたかもしれない。

しかし、そんな子供向けな雰囲気を開幕一番OPでぶっ壊してくれたのが、アルカラの「怪盗ミラクル少年ボーイ」であった。(正確には「アルカライダー」名義で、そういう時期のイーストウッドかよみたいな、低予算感バッシバシのMV作ってる

ロキノン系の彼らがOPを歌ってることで、若人全範囲が視聴対象でも不自然ではなく、「コロコロ原作でも全然見ちゃっていいじゃん」的な肯定を与えてくれたと思える。

実際、キャストは若手とベテランとが入り混じってとても豪華だし、作画も綺麗だし、ハイクオリティで安心して見られる作品。アルカラ目当てでも良いのでみんなも見よう。

 

「単調な毎日」

働き始めの新社会人とかは特に、「毎日が作業的でつまんないな」って思うことが一度はあるのでは?

まさに、彼らの代表曲の一つである「アブノーマルが足りない」という言葉がぴったり。そんな時に「今の自分、ほんとにそうだよな~」とかなんとか思いながら聴くと、ついつい楽曲がもたらす非日常に傾倒してしまいがち。

 

ただ、アルカラが歌っているこの曲は、単調な日々であろうと、毎日に向き合う人全てを肯定しているように感じる。

ノーマルな日常を過ごす誰しもが、曲冒頭が表すかのような激情を秘めているし、それが表立ってないから「アブノーマルが足りない」と表現されるのだとすれば、「私たちの普通な日常はいつでも普通ではなくなり得るよ」というメッセージを与えてくれているような気がしてならない。

 

「単調な日々の暮らしでも、その人自身の足跡が刻まれていれば、それってノーマルじゃない。そして、その人がノーマルだと思う日常は絶対的なノーマルじゃなくて、行動をしてみればそこに道が出来る。あなたらしさが人それぞれのアブノーマルだといえるから、没個性にならないでほしい」。

 

的な思いを投げかけつつ、ノーマルの中からアブノーマルを探そうという気持ちにさせてくれる一曲が「アブノーマルが足りない」なのではないかと思うのでした。

明日も一生懸命な一日とお仕事とがあるから、僕はアルカラを聴いておやすみなさい。

 

おまけ

あと、「冥王星」のことも肯定していたね。やったね。

【映画】「アーティスト」の先を行った「サルゲッチュ」

※ネタバレ有りのため、ご注意ください。

 

2011年のフランス映画、「アーティスト」。

主人公はサイレント映画界のスター俳優。しかし、人々は登場人物の肉声で彩られるトーキー映画に傾倒していき、彼は時代の流れに対応できず挫折してしまう。

しかし、駆け出し時代に端役として共演していたヒロインは、彼と共にもう一度映画での再起を図る。

 

【映画の感想】

この映画の特徴は、何といっても作品自体が無声映画のスタイルを採っていること。

音楽はフツーに流れるけれど、主人公が活躍した無声映画の雰囲気が存分に味わえて良い。途中、無声映画の中で無声映画が流れるという、バクマンのび太君の夢みたいな感じになってる箇所もあるけど気にしない。

それと、人間顔負けの演技で劇中大活躍をする、犬のアギーが素晴ら可愛い。死んだふりとか跳躍とかは朝飯前で、挙句の果てには「飼い主が途中で倒れたら犬はどうする?」というトリビアの種に対して100点満点の回答をするような演技をマジでやってのけます。ご覧ください、満開です。

 

さてさて、そんな「アーティスト」ですが、最後の最後、主人公がヒロインと映画の撮影をするシーンが一番の盛り上がり。

それまで白黒だった画面は、一気にカラーとなり、主人公とヒロインがタップダンスで繰り出す足音がスピード感のある音楽に乗って、これでもかと押し寄せてくる。流麗なダンスが繰り広げられた後には、制作会社のお偉いさんが「Perfect!」と絶賛。この瞬間に無声映画が文字通り音を立てて崩れ去り、新しい時代に主人公がフィットしたことを暗示し、希望と共に物語の幕を下ろします。

 

場面の転換で、一気にボルテージを上げる手法って、ズルいと分かってはいてもついついノッちゃう。主人公達が踊ってるの見て、めっちゃタップダンスやりたくなりましたもの。

ただ、その表現技法には既視感があったんですよね。で、すぐに思いついたのがサルゲッチュ」のステージでした・・・・。

 

サルゲッチュ

 

物語も後編、ボスのアジトであるお城に主人公のカケル君が乗り込むもうとするんですが、最初はBGMが無いんです。静かななか、カケル君の足音だけが響くような状態。

で、お城に入り進んでいくと、一匹のサルがカケル君を見つけます。

そのサルが侵入者発見か何かのボタンを押すと、要塞としての機構が動き出し、決戦用のBGMが流れ出すという演出。


サルゲッチュPS BGM スペクターランド後半 「高音質」

凝っているシーンで印象に残っていますし、BGMもハイクオリティ。気持ちが高まるのに1秒もかかりません。そして何よりも、「アーティスト」の演出と同じように爆発力があり、一気に見る者をその世界に集中させ、「これまでとは何かが違うぞ!」という気付きを与える役割を果たしているのだと思います。

名作と謳われた「アーティスト」と似た(と個人的に思ってるだけな)ような演出をブッ込んでくる「サルゲッチュ」は間違いなく名作であり、そのニクい演出は、見る者の心を一瞬で掴んでしまうんだな、ってことが言えるのではないでしょうか。犬猿の仲、最強。

歌いたいカラオケ未登録曲を挙げて、ストレス発散するだけ

カラオケが好きでよく行くんですが、やはりカラオケ機種も全知全能とはいかず、チラホラ歌いたくても登録されていない曲が存在します。

まだ、有名じゃないアーティストの曲なら納得いくけれど、そこそこ名が売れている、同じアルバムの他の曲は入っている、という風な状態だと、毎晩枕を濡らすほかありません。

 

そこで今回は、私が常日頃から歌いたいと思っている未登録曲を挙げていき、思いのたけをぶつけてストレスを発散しようと思います。フリータイムです。

 

My Chemical Romance 「Vampire Money」

デンジャーデイズに収録された楽曲。冒頭部分の呼びかけから最高で、その後の「1,2,3,4」で一気に爆発する感じが楽しめる、終始ノリノリノリな一曲。

同じアルバムで、明らかに日本人じゃないネーちゃんが「有名になりたいの?マジで!?」って煽ってくる、でおなじみの「Party Poison」はちゃんと入ってるのにな・・・・。歌わせろい。

 

Kaiser Chiefs 「Kinda Girl You Are」

どこか懐かしさを感じるメロディーと、言葉の繰り返しがクセになる一曲。そんなに歌詞は難しくない。英語はからっきしダメだけど、洋楽歌えるんだぜい顔をしたかったのに・・・・。カイザーチーフスはあんましカラオケに楽曲が入ってなくて、不遇というイメージがあります。歌わせろい。

 

サニーデイ・サービス「そして風は吹く」

アルバム、サニーデイ・サービスに収録。風が強い日、TMRごっこが出た次に名前が挙がりそうな曲。個人的に、サビに入って1秒目が盛り上がりのピークだと思う。サニーデイ・サービスっぽくないように感じられて、これも格好良いです。歌わせろい。

 

cero 「船上パーティー」

マイ・ロスト・シティーに収録。これはカラオケ入り秒読みだと思います。cero来てるし。

私は「ちょっと待った!」ってところを叫びたいだけなのです。ほんとにそこだけがやりたい。叫ばせろい。

 

The Offspring 「Rise and Fall」

アルバム、ライズアンドフォール収録。オフスプファンは皆、この曲の冒頭部分の「テテーテーテーテ テーテーテーテ テテーテーテーテ テーテーテ」の後に「uh~↓↓」って叫びたがってるのです(個人調べ)、それが出来ないから諦めの「アハンアハン」でしこりを浄化しています(偏見)。早くカラオケ導入して、ファンを救済すべき。助けろい。

 

Capsule 「Starry Sky」

アルバム、シュガーレスガールに収録。歌う部分はサビのみ。

確かに歌唱向けではないにしろ、昨今ネットで様々な曲とマッシュアップされ、ネタとしても新たな十八番としても重宝するであろう良曲。ボカロも良いけど、他のネットユーザーのニーズもくみ取ってほしいものです。歌わせろい。

 

桃井はるこ 「ラジオスターの悲劇」

アルバム、カバー電車収録。ごめんよバグルス

原曲の、かつてのスターの静かな終わりを感じる雰囲気も好きですが、こちらは現代風にアレンジされているのが良い感じなのです。ライブとかで昔の名曲がアレンジされてよりノリやすくなってるの好きじゃない?みんな!?歌わせろい。

 

東野純直「PRIDE」

アルバム、パワプロ音楽館3に収録。パワプロ11のOP曲。

最初、友沢が歌ってんのかな?って子どもながらに思ってました。京アニのスピード感あふれる映像もドラマがあって良いです。歌わせろい。

 

新沼謙治 「DISCO★PRINCE」

アルバム、塊は魂に収録。演歌歌手・新沼謙治の渾身のラップ。

演歌歌手は基礎がしっかりしてるから、ラップ歌ってもちゃんと上手いんだぞっていうのを、新沼謙治がノリノリで教えてくれます。本当に歌いたい。

 

めちゃんこ長くなりましたが、思う存分言いたいことが言えました。

フリータイムもそろそろおしまい。延長は無しで。上記の曲たちがいつか配信されることを夢見て、私はカラオケに通い続けます。

【感想】映画「LA LA LAND」

感想の前に、軽く身の上話を。読み飛ばし歓迎。

 

昨日の夜は、元々友人とお酒を飲む予定だった。

そんなもんで、久々の再会を前にワクワクしていたけど、急遽友人の都合がつかなくなり手持無沙汰になってしまった。

金曜日の夜、急に暇が出来てしまうとなかなか埋め合わせるのは難しい。他の誰かに会いたいようで、そうではない。そんなワガママな気持ちのなかで浮かんだ妙案が、「映画館に行くこと」でした。

 

映画館に行くのは何年振りだろう、と思いを昔に巡らせながら、チケットには迷わず「LA LA LAND」をチョイス。封切の当日で良かった。

上映開始1時間前にチケットを取得して、晩御飯は魚介ベースの(ラ ラ)ラーメンを頂きました。煮干しと豚骨、数種の魚介が織りなす味のミュージカルは、半ば作業的な食事を、素敵な前哨戦に変身させてくれました。

そして、入場前にはポップコーンとメロンソーダを購入し、華やかなレイトショーの扉を開けたのです。

 

【感想】

今作のテーマは、「大人になること」であったと感じた。

若者が夢を追う中で、挫折と成長とを経験しつつ何かを得ていく。ただ、もたらされたものを受け止めるのは本人でなければならない。

セブとミアは、どちらも最後には成長と挑戦の結果を受け止めていたと思うし、それらが彼らを「大人」にさせたのだと思う。「Stand by me」みたく、「大人になったら昔の友達とも会わなくなるけど、それって自然なことなんだよ」的な、大人になるまでの人生の時の流れを肯定してくれるような良作、それが「LA LA LAND」に対して抱いた印象です。

 

ストーリーは王道であったと思う。夢追い人が二人出会えば、ああいう物語になるだろうという感じの。

ただ、劇中にはゴキゲンなダンスと楽曲が盛りだくさんだったので、そこはあんまし気にならなかった。むしろ、分かりやすいストーリーの方が表現しやすかったのかもね。

また、手放しハッピーエンドとは言えない分、ビターさも楽しめて良いです。

で、見た後にはタップダンスを習ってやりたくなる。「アーティスト」見た後と全くおんなじ感想という、浅浅な部分がモロ出しになるほど幸せな作品。これで渋滞も退屈じゃなくなる!皆様も是非。